恐竜映画と言えば『ジュラシック・パーク』ですね!
3作シリーズで作られ、その続編として『ジュラシック・ワールド』シリーズ3作と計6作が作られた大ヒットシリーズです!
しかし完結編である『ジュラシックワールド3』についてはなぜか「つまらない」「面白くない」といった感想が目立ちます。
実は私も「うーん…?」と思っている一人。
そこで『ジュラシックワールド3』について、なぜつまらないやおもしろくない、ひどいといった感想を持つ人がいたのか理由をまとめてみました。
あくまで個人的な意見ではありますが、皆さんの感想との違いの理由を参考までにご覧ください。
【追記】『ジュラシック・ワールド』の新作が制作されるようです!
タイの公共放送タイPBSなどによると、2024年6月17日〜28日にかけてタイ南部で撮影されるようです。
撮影場所はトラン県ハートジャオマイ国立公園のクラダーン島やクラビ県カオパノムベンジャー国立公園のフワイトー滝などの予定。
不完全燃焼が解消されるかもと期待してます!
Contents
ジュラシックワールド3はつまらないしひどい?
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先ずは一連のシリーズ作を簡単にまとめますね。
シリーズ作ってそのうちどの作品を観ててどの作品は観ていないとか、観た順番でも印象が違うと思うのです。
ジュラシック・パークシリーズは面白い?
初作の『ジュラシック・パーク (Jurassic Park)』は1993年に公開されました。
実業家ジョン・ハモンドが遺伝子工学を用いて恐竜を復活させ、テーマパーク「ジュラシック・パーク」を創設します。
プレビューツアー中にパークのセキュリティシステムが故障し、恐竜たちが暴走を始めるため、ゲストたちは命がけでパークからの脱出を図ります。
この映画は革新的な特殊効果とリアルな恐竜描写が称賛され、映画史に残る名作と言われています。
それにはスティーブン・スピルバーグの巧みな演出の力が大きかったと思います。
スティーブン・スピルバーグと言えば『インディ・ジョーンズ』が一番良かったと思うのですが、やはりこの映画もスリリングなワクワク感といったもので合い通じるものがありますよね!
また恐竜がテーマパークで暴れるという斬新なコンセプトが強く印象に残りました。
一方で「原作小説と比べるとストーリーの一部が簡略化されていてつまらない」という意見もあり、これは原作があるものの映画化にはついて回る意見として、仕方ない部分だと思います。
2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (The Lost World: Jurassic Park)』は1997年に公開されました。
ジュラシック・パークの事故から4年後、ハモンドはもう一つの島、イスラ・ソルナに恐竜が生き残っていることを明かし、研究者たちは島を訪れます。
しかし恐竜たちの捕獲を企む別のチームも登場し、再び恐竜との生死をかけた戦いが繰り広げられます。
この映画は続編としてのスケールの大きさとアクションシーンが良かったです!
恐竜のさらなる進化と多様な生物の描写が興味をそそりました。
ただし、ストーリーが想像の枠を超えない通常パターンという気がします。
3作目の『ジュラシック・パークIII (Jurassic Park III)』は2001年の公開です。
息子が行方不明になった両親に頼まれ、アラン・グラント博士がイスラ・ソルナ島に向かいます。
しかし島は恐竜たちが支配する危険な場所となっており、救出作戦は困難を極めます。
恐竜との対決シーンがスリリングで面白いのと、テンポの良さは良かったのですが、あくまで娯楽映画の域を超えない気がしました。
これには原作のないところが関係していると思われます。
1作と2作は作家【マイケル・クライトン】の小説2冊が原作としてあります。
しかし3作目はクライトンの設定やキャラクターに基づいてはいますが、ストーリーそのものは映画の脚本家たちによって作られたオリジナルでした。
クライトンの小説に触発された要素やテーマ(例えば、遺伝子工学の危険性や人間と恐竜の相互作用)は引き継がれていますが、具体的なプロットは独自に展開されています。
その辺りが薄っぺらい印象になったようです。
ジュラシック・ワールドシリーズは面白い?
『ジュラシック・ワールド (Jurassic World)』は2015年に公開されました。
新たに建設されたテーマパーク「ジュラシック・ワールド」は、遺伝子操作によって作られた新種の恐竜、インドミナス・レックスを展示しています。
しかし、この凶暴な恐竜が逃げ出してパーク全体が混乱に陥り、パークの職員と来場者たちは生き延びるために戦います。
前作から14年後の公開で、物語の中でも「ジュラシック・パーク」から22年後を舞台にして、技術の進歩や新しい恐竜の遺伝子操作など、物語の進化を反映しています。
確かに恐竜の描写がさらに進化し、視覚的に圧倒されたのと「ああ、これこれ!」という懐かしさでいっぱいになりました。
ですが正直これまでのワンパターンを越えられず(制作側も越えようと思っていなかったのでは?)「また〜?」という感想も持ちました。
そして『ジュラシック・ワールド/炎の王国 (Jurassic World: Fallen Kingdom)』は2018年に公開されます。
イスラ・ヌブラル島の火山が噴火し、恐竜たちが再び絶滅の危機に瀕する状況になります。
オーウェンとクレアは恐竜を救出するために島に戻りますが、恐竜たちを利用しようとする陰謀に巻き込まれます。
正直もう惰性で観てしまいました。
制作側も人気シリーズで稼ぎたいという思惑なんだろうなという、うがった見方をしてしまいます。
そしてついに一連のシリーズ完結編、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 (Jurassic World Dominion)』が2022年に公開されたわけなんですよ。
世界中に恐竜が解き放たれ、人類と恐竜が共存する新たな時代が訪れた後のお話です。
オーウェンとクレアは、恐竜と人類の共存のために戦う一方で、遺伝子工学の新たな脅威と対峙することになります。
恐竜と人類の共存という【そんなこと出来るの?】的なテーマがまず新鮮で興味を引きました。
そういう意味で掴みはOK!成功しています。
そしてシリーズ完結編というのも「これは観ないと!」という気持ちにさせられました。
しかしそんな期待を見事に裏切ってくれた内容となってしまっていたのです!
ジュラシックワールド3が面白くない理由はなぜか?
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では本題の、ジュラシックワールド3が面白くない理由はなぜかについて深堀りしていきます。
あくまで私見ですがお読みください。
ジュラシックワールド3がシリーズ映画の完結編っぽくないから
前述した通り、このシリーズは1993年に公開された『ジュラシック・パーク (Jurassic Park)』から約30年を通して描き続けられてきた長大な物語を締め括る”完結編”です。
そのため過去の作品に登場したグラント博士やサトラー博士、マルコム博士らが再び集結し、オーウェンやクレアたちと共に次々と湧き上がる難題に立ち向かいます。
前作『炎の王国』のラストでマルコム博士が語った「新時代が始まる、未知の驚異の幕開けだ。ようこそ、ジュラシック・ワールドへ!」というセリフに【これは続編で人類と恐竜の本当の共存となるのか?】と勝手に期待値が上がったのにそんな想像とは全く違った方向に物語は進みます。
そして最後は「恐竜と人間は共存出来ます」というアナウンスと共に夕日をバックにサイと並ぶ角竜、鳥と並んで飛ぶ翼竜がスクリーンに映りますが「それ、あり得ないでしょ?」「それ人間じゃなくて動物と恐竜だから」とツッコミどころ満載です。
つまり今回の一連のシリーズは「どうやったら人間と恐竜は共存できるか」のサンプル提示ではなく「もしも現代に恐竜が復活したとして、どんな問題が発生するか」の例え話しを展開して「人間は自分たちのことばかり考えないで、動物やその他の生物とこの世界を共存共栄できる道をもっと模索してはどうか?」という問題提議しているのか?それならまだわかるけど?と思ったわけです。
ジュラシックワールド3が恐竜映画っぽくないから
それからジュラシックワールド3では、前作で人間の世界に放たれた恐竜との共存の姿を描かれるかと思いきや、いきなり遺伝子操作された巨大イナゴが現れ恐竜そっちのけで蝗害の話になります。
ちなみに蝗害とは「コウガイ」と読み、バッタ類の大量発生によって起こる災害のことです。
この巨大イナゴは白亜記の生物遺伝子を操作して人為的に作られたものであり、前作に登場したメイジー(クローン技術によって生まれた少女で恐竜を世界に開放してしまった張本人)と共に今回の映画のメインテーマとなっています。
つまりジュラシックワールド3では恐竜は脇役になってしまって、最初から最期まで「遺伝子操作について」の問題を中心に物語は進行しているのです。
まとめ
✨発表✨
ジュラシック・ワールド3部作
🦕🦕🦕一挙放送🦖🦖🦖⛰️5月17日
『ジュラシック・ワールド』
🌋5月24日
『ジュラシック・ワールド/#炎の王国』
🏙️5月31日
『ジュラシック・ワールド/#新たなる支配者』スティーヴン・スピルバーグ総指揮の大人気シリーズ pic.twitter.com/S3w9vVpjHK
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) April 25, 2024
以上ジュラシックワールド3がつまらないしひどい、面白くない理由がなぜか調査した結果について、私見を交えてまとめてみました。
特に私的には初作の好調さを何度も狙って作っていった商業映画と感じるところが一番残念なところです。
しかも他のシリーズ映画と違い、ジュラシックワールド3はシリーズ完結編と言いながらテーマがブレブレに感じてそこが「つまらない」だとか「ひどい」「面白くない」という意見が多発する要因だと思います。
単発の冒険映画だったらまだそこまでの酷評ではなかったのではないか、再度完結編を作り直したらどうか、とも思うのですが、きっともう収集がつきませんよね…。
新たな恐竜映画の台頭を望みます。
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